【カンボジア旅行記】熱中症でふらふらしながらアンコールトムへ
<前回までの旅行記>
エアアジアの機体は、大きな音をさせてシェムリアップ空港にランディング。途中、子どもがおもいっきりゲロを吐くトラブルを除けば、無事到着。空港は、軍民共用空港のわりに、とっても長閑な雰囲気。近代的な雰囲気とは程遠く、タラップを降りてみると、みんな自由に写真撮りまくり。
カンボジア入国は、アライバルビザが必要で、20$(2013年9月現在)を支払って、空港で発給してもらう。結構混むので、記念撮影はホドホドに早めに並ぶことをおすすめします。両替とかないので、お釣りはないようにしないと、入管にチップをくれてやることになる。あとボールペンの据え置きが少ないので、持参してくださいね。
しかし、アライバルビザを取得しなければならないとは、貧しい国家かと思う。さらに、イミグレで入国管理官から返されたパスポートに、宣伝のチラシが挟んである始末である。あの内戦さえなかったらと、国家の行く末を思う。
いよいよ入国の許可が降りた。しかし、このシェムリアップ空港だが、到着ロビーには、レストランとかマッサージとか、何もないのでご注意を。本当に何もない。
ここカンボジアでは、携帯キャリアが乱立しており、レストランはないのに、携帯キャリアの窓口だけは、3つもある。早速、マレーシアで購入したSIMフリーのXperiaに差すため、SIMカードを購入する。複数のスタッフに声をかけられ、一番良さそうな雰囲気のスタッフに「お前のところで契約するから、設定とトップアップをしてくれ」と頼む。その後、キャリアのFacebookキャンペーンで一緒に写真をとってくれとお願いされる。おまけに、Tシャツをくれた(笑)僕のカメラでもパチリ。
タクシーに乗り込み、まずはホテルへ。エアポートタクシーに7$も払いホテルへ。しかし、日本のタクシーとの違うのは、相変わらず外国の運転手は、商売上手である。隙さえあれば、案内してやると観光地を薦めてくる。たしかに、シェムリアップはタクシーよりトゥクトゥクだし、トゥクトゥクよりバイクが多い。長旅で疲れたから、ホテルで休憩したかったけど、口車に乗せられ、アンコール・トム遺跡に行くことにした。疲れてたから交渉もせず、結局20$も取られた。運転手の嬉しそうな顔がちょっとムカつく。
アンコールトムに到着。しかし、シェムリアップはとっても暑い。しかも湿度も高い。お陰で、熱中症寸前である。ふらふらする体で遺跡をめぐる。壁画がよかった。ベトナムとの戦いの様子や、当時の生活の様子が刻まれているなどと言う、他のグループのガイドの声に聞き耳を立てる。
帰りがけに街の両替屋に寄ってもらう。かつては闇両替が暗躍していたらしいが、今はほとんどないそうなので、正規レートで両替してもらったが、ここカンボジアでは、ほとんどが1$〜5$紙幣が活躍するので、こんなに山盛りに。金持ちになった気分だが、財布が膨らんで困る。しかし、自国の通貨より、ドルが強いということに、また国家の行く末を思う。
僕は、ひとり旅だとレストランとか、観光地をどこに行くとか全く決めない。現地の人に聞くか、いい感じの所を見つけて入ってみる。失敗することも多いけどね。
今回も失敗ケースだった。鶏の姿揚げと、白米を頼むが、小骨が多く食べにくい。しかも、日本人が珍しいのか、やたらとこちらを見てニヤニヤしてくる。ちょっとムカつく。また、カンボジアには、マック、ケンタッキーやスタバなどの世界的チェーンは一切ない。
適当に飯を切り上げて外に出ると、待っていたかのようにスコール。さすが雨季の終わり。おもいっきり降る。日本のゲリラ豪雨ってレベルじゃねーぞ。って感じ。でも、一瞬で終わる。まぁ、舗装されていない道路の土埃が収まってそれは、それでいい。
英語がほとんど通じない商店で、安定のタイガービールを購入して、今日はホテルでゆっくりしたい。旅の疲れが出たようだ。このホテルはとってもよかった。スタッフはとてもフレンドリーで愉快。部屋もエアコン、ネット付きでキレイ。朝食付きで1泊1500円くらい。これは大正解だったと思う。アンコール シークレットガーデン イン(Booking.comへ)
明日はいよいよアンコールワットへ行こうと思う。
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