仕事が多いことは、有難いと言うけれど。
えー、どうも。ここ最近仕事をテーマにしたエントリーが多いですが、ご勘弁を。
社内での雑談。仕事の振れない人で、めっちゃ業務を抱え込んでる人がいるんだけど、その人が「仕事が多いのは有難いことですよ」と言った。周りもウンウンと頷く。僕はそれを聞いて、それは違うよ!と言いたくなる。仕事って何かという定義にもよるけど、この場合、仕事=業務だ。
だとすると、仕事は少ない方がよくて、多くて有難いのは、売上である。より少ないコストで、売上をつくらなければならない。いくら仕事が多くても、売上が伴わないのは、マイナスなだけ。こういう人がPLを作るから怖い。
先日のエントリーでも書いたけど、作業は効率的にやることに越したことはない。効率が悪い分、コストがかかるからだ。うちの部署では、意識の共有の中で、残業ゼロを目標として、仕事を面倒だと思うこと、進捗報告は、todo報告にする、できるならまとめてするを周知している。もちろん、完璧とは程遠いけど。時間をかけるべきは、売上施策の考案に当てるべきじゃあないか。
他にも、文明開化以前のこの会社では、驚くことが本当に多い。
普通、投資の稟議書ってさ、その投資に対する売上、粗利、営利くらいは、計算するよね?全く白紙で出してるヤツがいて、なぜか複数の承認者によって、承認されてる。案の定、最終決裁者で、却下されてたけど。当たり前である。起案者が役職付きだから、呆れて物も言えない。
今日も、新卒くんたちが頑張ってたけど、決してこのカラーには染まらないことを願う。僕が全て正しいとは思ってないけど、いつかちゃんと教えてあげないといけないと思う。僕が先輩にしてもらったように。
転職までの期間で、果たして文明開化はできるだろうか。
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