『オレンジのあじがする』

It tastes like an orange!ワードプレス化に向けて奮闘中。イラストは練習中でござる



段取りの大切さ

仕事って難しい。本当に一生のテーマかもしれません。新卒の頃とくらべて、経験はそれなりに増えてきて、どんどん仕事を回しているつもりになっているけど、まだまだできないことも多いし、初めてのことに出会うと、まだまだ立ち止まってしまうことがある。これは、場数を踏んで学んでいくことと、自分で勉強をしながらやっていくしかない。

たまーにこういうことを言うと、「社畜」だとか揶揄されるけど、それは逆である。ラクしたいから、効率的な仕事を求めることにあると思っている。いつまでも同じ作業を繰り返すのは、本当に無駄であると思う。でも、結局のところ、仕事ってエンドレスでだから、効率だけでは立ち行かない。そこには、感情もあるし、無駄な作業も仕方がない。無駄と効率のバランスを取っていくことが大事だと思う。

特に文系の場合、段取りを立てることが仕事の大部分となり、必然的に感情とか無駄な作業が登場してくる。もっと効率的なシステムにしたいけど、上司がよくわかってないと、無駄な作業が必要になるし、いくら説明しても感情に支配されていると、通るものも通らない。

うーむ、難しい。

前職では、要件がふわふわしていて、プログラマさんやデザイナさんから何度も怒られた。それはこちらがはっきりしないことと、後から仕様を変更するなど、迷惑をかけたもんだ。そういう事態になるのは、こちらの都合ばかりでなく、クライアントの都合とか、営業の都合とか、様々な原因があるんだけど、ある程度、最初の段階ではっきり明確にしておかないといけない。それをちゃんとやった上で、後からの調整なら、納得してもらえることがあったとしても、最初の要件からコロコロと変わっていては、それまでのプログラマやデザイナの仕事が無駄になってしまう。プログラマやデザイナさんにも、他のタスクがあるし、その無駄な作業時間の人件費やコストなどは、一体どこで回収するのか?だから、最初のうちに、要件を明確にして、多少変更がある点については、事前に想定をしておかないといけないと考えてる。それが段取りではないだろうか。

 

それにしても、今の職場では、その要件がふわふわしすぎている。変な縄張り意識のせいか、より面倒になっている。こういうときこそ、段取りが必要で、段取りを取るには、相手の言い分を事前に確認しておかなければならない。そして、自分がブレないことが一番大切。この方法で行くということをもっていれば、相手の言い分に対して、うまく調整できる可能性がある。とにかく、今の職場では、デキナイ人が多すぎるので、ある程度、僕が主導権を握る形で、自分のやりやすいように構築し、あたかも相手の提案を飲んだように見せかけて、実は、自分が一番やり易い形に誘導する。まわりは、責任を回避したがる、他人事主義が多いから、利害だけを明確にすれば、結構提案はすんな通る。

 

いいのか、悪いのか。本当にやっかいなもんだ。