『オレンジのあじがする』

It tastes like an orange!ワードプレス化に向けて奮闘中。イラストは練習中でござる



ブラック企業で思考停止する人

なにがなんでもブラック企業だと言う風潮は嫌いだ。ちょっと待て!散々、ブラックだとか、退職するんだとか言ってきて、継続してこのブログを見ている人は「?」となってしまうかもしれないが。w その理由は、本当にブラック企業が、目立たなくなってしまうではないか!それだけw。

今では、ちょっと残業しただけでブラックとか、飲み会に参加させられただけで、ブラック言われるそうな。そいうった風潮は、どうなんだろうね。

 

で、今日もそれについて助長させる話です。うちの会社には、アルバイトも含めたくさんの人が働いています。みんな本気で頑張っています。業績を作ろうと、必死なんですよ。まじで。でもね、どこかがおかしい。会議では、業績悪化していく中で、役員から罵声が浴びせられます。特に不振部門のリーダーは、他の出席者から吊し上げに遭います。「お前は会社のお荷物だ」「アホだ」とか。社長もそれの音頭を取って、まくし立てます。

それが一段落すると、売上げアップに向けて、意見交換されるんだけど、売上を作れないのは、「気合いが足りない」とか「会社の崇高な理念が共有されていないから」とかなっちゃうんですよね。結構みんな本気で言ってます。いつも具体的な案がなく、終了となる。果たして??

ではいったいどんな人達なのでしょうか。ほとんどがプロパーの社員か、一部中途入社で洗脳済みの社員です。特に中途組は、背後に様々な事情がありそうな人達で、彼らは、例の研修ビデオで本気の涙を流します。つまり、他を全く知らないか、何かしらの背景がありそうな人達で、はっきり言って業務改善とか、企画作成能力がありません。当然、研修も「理念や精神の研修」だから、ビジネス的なスキルが身につくわけもなく、いつまでたっても予算実績表の前で頭を抱えています。確かに新卒で入社したとしたら、上司もスキルがないし、教えられないので、これが当たり前となってしまいます。そして、その研修の甲斐があり、「吊し上げ」や「罵倒」にも十分耐えうる立派なブラック企業戦士が育成されています。ある意味それはすごいかもしれない。彼らをよく観察すると、そもそも転職という選択肢がありません。だって、永遠に達成することのない会社の理念を共有すれば、売上が上がると信じている人達ですから、それに対しては、本気です。まったく疑問を抱いていません。なので、ちょっと外れたことを言うと、本気で怒ります。まじで、危険な香りがします。まっとうな理由は一切通用しません。そういえば、中学生の時に、そんな出来事があった気がします。

 

そんな中でも、まともな人はいて、じっくり話すと面白い人もいます。先日も会社の変なところについて、どうして行こうかと議論をしました。明日から、実作業に移っていくのですが、たぶん多少はよくなることを信じて。でも、ごめんなさい。俺は途中で離脱する予定です。それを言い出せないのが、別れ間際の恋人的な気分を感じていました。

 

あと、先日も中途で入社した同期と、話をしていたのですが、「理念とか理想」とかばっかりで、具体的な行動が伴ってないよね。と話しをして、少なくとも僕たちはそれを理解しているので、具体的に動いています。少なくとも、転職するまでは、社員としているのだからと。まぁ、同期には言わなかったけど、僕の中でのプランは見えていますので、本当にできることしかやらないつもりです。あまり介入するとドツボにハマる予感がします。悪いけど先に転職しますぜ。この会社に費やす時間がもったいないです。

うちの会社ブラック企業ですかね?

うちの会社ブラック企業ですかね?